今参局(いままいりのつぼね)
通称 お今 室町幕府八代将軍・義政の寵愛を受け、義政を操った女性 正室・日野富子との確執が始まり、結果はどうなったのか? それはインタビューをご覧下され! |
今参局にインタビュー |
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ハガクレ |
今回は室町幕府八代将軍義政の乳母 今参局(お今)さんに来ていただきました!こんにちは |
お 今 |
ホホ。こんにちは |
ハガクレ |
いやー、聞きたいことがいっぱいあるんですよ!すごくスキャンダラスな香りがするので・・・ |
お 今 |
ホホ。どうぞ。義政殿のことでしたらなんでもこのワタクシに聞いて下さい。ワタクシ、義政殿のことでしたらなんでも存じ上げておりますのよ |
ハガクレ |
じゃあまず、義政さんはどんな子供だったんですか? |
お 今 |
そうですわね・・・・。義政殿は次男だったので「どうでもいい存在」だったのでございます。それが7代将軍で義政殿の兄である義勝殿が10歳で死んでしまいまして、どうでもいい存在だった義政殿が突然「将軍」にまつりあげられたので御座います。 今までほったらかしであったのに、周りの態度が急変いたしましてね。義政殿はわずか8歳で大人の露骨なごますりを目の当たりにしてしまい、クールな子供になってしまいました |
ハガクレ |
へぇー!でもお今さんにはなついていたんですか? |
お 今 |
そりゃあ・・・。実の母親の重子殿は長男だけを可愛がっておりましたからね。義政殿は10歳年上のワタクシを母のように、そして姉のように慕っておりました |
ハガクレ |
あのー、コレ一番聞きたかったんですが、お今さんは義政さんの「性教育の相手」というのはホントですか? |
お 今 |
ホホ。そうですわよ |
ハガクレ |
えっ!そんなあっさり話しちゃっていいんですか? |
お 今 |
隠していたって仕方のないことです。幕府の皆が知っておりましたわ。ワタクシはね、可愛い義政殿のために、ありとあらゆるテクニックをお教えしましたわ。ホホ |
ハガクレ |
はぁ。でも愛情をたんまり注いで育てた義政さんを他の女にとられて悔しくないですか? |
お 今 |
富子(日野富子)のことを言っておられますの?あなたね、そりゃあワタクシも女ですもの。多少の嫉妬はありましたわよ。ですがね、フフ・・・。初めて富子を見たときの義政殿をあなたにも見せてあげたかったですわ |
ハガクレ |
なんなんですか? |
お 今 |
アレは、義政殿が12歳、富子が8歳の時でした。義政殿は富子を見るなり「なんて乳臭い娘じゃ!ボクは妻なんていらない!お今がいてくれればそれでいい!」と怒鳴り散らしたのですよ。ホホホ |
ハガクレ |
へぇー!義政さん、お今さんにベタ惚れだったんですねぇ |
お 今 |
ええ。義政殿はワタクシだけがいれば良かったのです。ところが、母親の重子殿がしやしゃり出てきましたね。息子の義政殿がワタクシにベタ惚れなのが気に入らなかったようですわ。富子に「いい女マニュアル」を叩き込んだので御座います。ワタクシたまたま聞いてしまったんですけどね、重子殿が「あんな女狐に負けちゃダメよ!富子ちゃんにはあの女狐にはないピチピチの体があるんだからね!」とね |
ハガクレ |
嫁と姑で結託したわけですね? |
お 今 |
そうでございます。ワタクシも最初は「フン!あんなガキにこのワタクシが負けるわけないでしょ?」と思っていたんですけどね、16歳になった富子を見て、ちょっとワタクシ焦りましたわ |
ハガクレ |
美人になってたんですか? |
お 今 |
認めたくありませんけど、重子殿はなかなかのやり手ババァでしたわ。おかげで義政殿が富子に興味深々になりましてね。ワタクシももう30歳に手が届く頃でしたから、作戦を変更したのです |
ハガクレ |
作戦変更?どんなのですか? |
お 今 |
富子より若い女を義政殿の側室にさせたのです。もちろんワタクシの息がかかった女でございます |
ハガクレ |
えーーーー!それってすごくないですか? |
お 今 |
その頃のワタクシは幕府内でもかなりの権力を手にしておりました。それを富子&重子コンビに奪われるなど我慢できませんわ!ワタクシの体で義政殿をつなぎとめることが出来ないのなら、代わりの女でつなぎとめるしかありませんでしょ? |
ハガクレ |
はぁーーー |
お 今 |
ワタクシは、義政殿の好きなタイプは充分わかっておりましたのでね、佐子という若い女を紹介したら、案の定義政殿はかなり気に入ったようでしたわ |
ハガクレ |
はぁーーーー |
お 今 |
もう幕府内は「富子と佐子、どっちが先に男児を産むか!?」で話題沸騰でしたわ。そして富子と佐子が同時期に妊娠したのです |
ハガクレ |
で?勝負の行方は? |
お 今 |
最初に子を産んだのは佐子でした。が、女児だったのです。ワタクシ、あの時ほどショックだったことはございませんでしたわ。あそこで男児が生まれてさえ入れば・・・・ |
ハガクレ |
肝心の富子さんは!? |
お 今 |
それが男児を出産したのです。ですが、すぐに死んでしまいましてね。ワタクシ、にやりとほくそ笑みましたわ |
ハガクレ |
じゃあ、また女のバトルはスタート地点に戻ったんですね |
お 今 |
いいえ。富子&重子コンビは、ワタクシが男児を呪い殺したんだと言いがかりをつけてきたのです。実はワタクシ、佐子から生まれた女児が男児になるよう祈っていたのです。それを呪詛と言って来たのです |
ハガクレ |
ほぉ |
お 今 |
あの2人はワタクシを琵琶湖の沖の島に流せと義政殿に強く言ったので御座います!2人のあまりの迫力に怖くなった義政殿は、このワタクシを島流しにすることにしたのです |
ハガクレ |
大好きなお今さんをですか? |
お 今 |
ええ。「ボク、怖くて二人に逆らえなかった!ごめんよお今!だけどほとぼりが冷めたら迎えに行くから!絶対行くから待っててね!」と言ってきました |
ハガクレ |
そうなんですかー。じゃあ落ち着いたら都に戻ったんですか? |
お 今 |
いいえ!ワタクシは流される途中、富子が放った殺し屋に殺されそうになったのです。逃げたのですが、とうとう追い詰められてしまいました |
ハガクレ |
ええっ!じゃあ殺されたんですか!? |
お 今 |
そうです。殺されたというか、自分で切腹してやりましたわ!悔しいからワタクシの腸(はらわた)を殺し屋めがけて投げつけてやリました!殺し屋は腰を抜かして驚いておりましたわ! |
ハガクレ |
なんだか義政さんの周りにはスゴイ女性ばっかだったんですねぇ |
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